三大栄養素とは【1】タンパク質

三大栄養素といえば、タンパク質・脂質・炭水化物です。

ダイエットをするにあたって、タンパク質は取らなくてはいけないもの、

脂質と炭水化物は減らすもの、というイメージが強くあります。

それはなぜでしょうか、そして、本当にそうなのでしょうか。

今日は三大栄養素について調べてみたことを書きたいと思います。

 

【1】身体を構成する重要要素!ダイエットにも大切な「タンパク質」

人の身体の60%は水分でできていますが、15〜20%はタンパク質でできています。

水分を除くと、人の重量の約半分ほどをタンパク質が占めていることになります。

タンパク質は人間の臓器や筋肉、肌、爪、髪、体内ホルモンや免疫力を作成し、栄養素の運搬を行います。また、エネルギーを燃焼させる「酵素やホルモン」などの原料ともなります。

タンパク質は20種類のアミノ酸が結合して構成されています。そのうち、9種類のアミノ酸は人体の中では作ることができず、食品などから取り入れるしかない「必須アミノ酸」と呼ばれるものです。

一般的に「タンパク質」が含まれている食品には20種類のアミノ酸が全て入っていることになりますが、そこに含まれている「アミノ酸」の量はそれぞれ異なることになり、それぞれのアミノ酸の身体の中での役割も違ったものになります。

アミノ酸は筋トレ時の筋肉の造成に大きく貢献し、筋肉がつくられることで基礎代謝の向上にもつながります。(アミノ酸それぞれの役割については、また別の機会に)

タンパク質は身体の中に貯めておくことができず、定期的に取り入れることが必要です。

基本的な必要量は体重×1gがベースとなり、運動をする場合は多めに取り入れることで効果が上がります。

過剰にとったタンパク質は尿として排出される部分がほとんどで、三大栄養素の中でもっとも「脂肪になりにくい」栄養素がタンパク質です。

 

次は「脂質」のお話をしたいと思います。