コーヒーの効能

私はコーヒーを飲むのが大好きで、

疲れた時やもやっとした時はコーヒーを飲むとなんだかホッとした気持ちになります。

 

コーヒーというと、頭をすっきりさせるとか、脂肪の燃焼にも効果があるとか、

一方で睡眠の質を下げるとか、良い効能も悪い効能もよく耳にして

本当のところ身体にとって毒なのか薬なのか、と思うことが多くあります。

そこで、今回はコーヒーのどんな成分が身体にどのような効果をもたらすのか、

について調べてみました。

 

まず、コーヒーの成分の中で98%が「水」です。

コーヒーに含まれるカフェインには弱い利尿作用があるため、

コーヒーを飲むと水分補給にはならない、とよく言われていましたが

最近の調べではコーヒーの摂取は脱水症状を促進するものとは言えず、

水分補給としても認められる、と言われている説が多いようです。

 

そのほかの栄養素は、主に下記のようになります。(100mlあたり)

 カロリー  kcal

 タンパク質  0.2g

 炭水化物   0.7g

 カフェイン 0.06g 

  ※脳の活性化、集中力を高める 胃酸の分泌促進 脂肪分解酵素の活性化 筋肉の活性化

  ※脳血管疾患死亡・呼吸器疾患死亡率の減少が見られる

  ※カルシウムの排泄を促進(吸収を阻害)

  ※利尿作用(冷え性の原因・ビタミンやミネラルの排出・むくみの改善)

 ポリフェノール(クロロゲン酸など) 200mg

     ※抗酸化作用(肝機能を正常に保つ)抗菌消炎能力(ニキビの予防)

     ※糖の代謝に影響(糖尿病の発症リスクを抑える・低血糖の原因にも)

     ※活性酸素を除去・過酸化脂質の発生を抑制・肝臓ガンや消化器官のガン等の予防

     ※胃酸の分泌を促進→胃の粘膜を刺激(胃荒の原因)・代謝機能低下(肌荒れ)

 タンニン 110mg

     ※鉄分の吸収を阻害(貧血の原因に)・軟便を固くする(下痢軽減、便秘の原因)

     ※収れん作用(毛穴の引き締め)・メラニンの抑制・シミやくすみの防止

     ※抗酸化作用(老化防止・生活習慣病の防止)     

 カリウム・リン・ナトリウム・カルシウム など(微量)

 

また、栄養素とは異なりますがコーヒーの香り成分は

・脳の血流を送信してα波を上昇させる

DNAの酸化や心臓の廊下を防ぐ抗酸化作用(淹れたてのみ)

といった効能が認められています。

 

このように、コーヒーには様々なメリット、デメリットがありますが

中でも「カフェイン」はその過剰摂取が注意されている成分です。

カフェインの1日の摂取許容量は、

個人差がありますが大体成人で5.7mg /kg程度と言われています。

60kgの人なら342mg

Cf)ドリップコーヒー150mlあたり135mg程度

カフェインの過剰摂取やカフェイン依存症による主な症状は

 不安感・イライラ・不安感・疲れやすい・めまい・吐き気・頻尿・頭痛・動悸・痙攣など

 軽度から重度まで様々だが、人によりカフェイン耐性が異なるので注意が必要

 

コーヒーという飲み物に、様々なメリット・デメリットがあることがわかります。

適量の摂取であれば良い影響をもたらしてくれると言えそうですが、

中毒性が高く過剰に摂取しやすいものであるため、注意が必要だなと感じます。

 

でも大好きなコーヒーなので、これからも適量で良い飲み方を心がけて

付き合っていきたいなと思っています。